“エヴァンゲリオン”シリーズや"シン・ゴジラ”で知られる庵野秀明さんの4年間に及ぶ密着ドキュメンタリー。
現在劇場公開中の『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の制作過程における氏の監督としての苦悩や、コアスタッフの皆さんの奮闘など25年間の物語をいかにして完結させるかの舞台裏に肉迫した貴重な内容です。
生み出している作品が素晴らしいのは勿論ですが、庵野さんやジブリの宮崎駿さん、お亡くなりになってしまったゲゲゲの鬼太郎の作者、水木しげるさんなど1人の人間として一筋縄ではいかない魅力とクリエイターとしてのオリジナルな哲学をお持ちの方のお話は、同じモノ作りに携わる人間としていつも背筋が伸びる思いです。
60歳になられても尚、島本和彦さんの名作漫画『アオイホノオ』で描かれている若かりし日の庵野さんのエネルギーとセンスそのままに創作活動を続けるその姿は羨ましくもあります。
オタクキングとして知られる庵野さんが普段何をチェックしているのか知りたいヘッズとしては、氏のデスク周りに収納されている本などの資料に全てモザイクがかけられているのが少し残念ではありました(笑)。
”エヴァンゲリオン”ファンの方も、氏の作品に触れた事のない方もドキュメンタリーとして、とても素晴らしい作品なので是非チェックしてみてください!
NHKオンデマンドやAmazonプライムなどでご覧いただけます!
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