ビリー・アイリッシュの自宅での制作やツアーの様子に密着した素晴らしいドキュメンタリーフィルムでした。
彼女が天才であり才能溢れる女性であることは
間違いありません。
ただそれと同時に世界中の同世代の女の子達と
同じ心を持った、悩めるティーンエイジャーであることが理解出来る作品でした。
この映画を観ると同世代から圧倒的に支持される理由は、歌(歌詞)や音楽や映像などに独自の強い世界観があり、そこに彼女の持つ”普通の女の子”としての鬱屈した思いや、喜びやカワイイが表現されているので、その言葉にならない
気持ちを代弁してくれていると感じているのだ
ということを理解する事が出来ます。
その時代その時代の若者達には特有の空気感や
苦悩があり、またその世代の子どもを持つ親達の葛藤も世代特有の部分があるのだと思います。
この作品は若者は勿論、実はその親達にめちゃくちゃ響くと感じました。10代の皆さんは鑑賞後に親御さんに、この作品を薦めてみてください!
お父さんお母さんも私たちの親として観て欲しいです!と。
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