これまた凄い映画でした。
話の展開は異常性に満ちていて、かなり現実離れしているのですが、常にどこかに絶妙なリアリティがある不思議な感覚の映画です。
監督のインタビューを読むと「座間9⼈殺害事件」の要素や「⽩のソックス」に関する話など実際に起きた事件から着想を得ていて、そういった部分が”リアリティ”に影響しているのかもしれません。
また個⼈的に感じた、脚本として多少強引な部分も、話のスピード感と各俳優さんの素晴らしい演技により鑑賞中気にならないのが⾒事です。特に主演の⼀⼈、伊東蒼さんのネイティブ⼤阪弁と⾏⽅不明の父親を懸命に”さがす”その演技は⽬を⾒張るものがあります。(彼⼥は映画『空⽩』で事故にあう娘さんも演じていました)
現在、⼝コミでジワジワと評判が広がっている本作、かなりオススメの1本なので劇場で是⾮!
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